Dave Sherwood

[ハバナ 13日 ロイター] - キューバの首都ハバナで13日夜、市内各地で抗議デモが発生した。ハバナは燃料供給を抑制する米国の封鎖措置のためここ数十年間で最悪の計画停電に追い込まれている。

怒りに満ちた数百人のキューバ市民が複数の郊外地区で路上に繰り出し、ごみの山に火を付けて道路を封鎖、鍋をたたきながら「電気をつけろ」「団結した人民は決して負けない」と叫んだ。

ロイターは市内各地で、おおむね平和的なデモ参加者の集団を複数確認した。1月にエネルギー危機が本格化して以降、ハバナでは一晩のデモとしては最大規模となった。

デ・ラ・オ・レビ・エネルギー・鉱業相はこの日、国内のディーゼル燃料と重油が完全に枯渇したと発表した。

国営メディアで、国家電力網が「危機的な」状態にあり、「われわれは全く予備がない」と語った。デ・ラ・オ・レビ氏によると、ハバナでは先週から今週にかけて全域で停電が劇的に増加し、多くの地区で1日20─22時間にわたって電気が使えない状態が続いている。食料、燃料、医薬品の不足で既に疲弊している市内では、緊張が一段と高まっているという。

国家電力網は現時点で完全に国内産の原油、天然ガス、再生可能エネルギーだけで稼働していると説明した。

デ・ラ・オ・レビ氏は、封鎖にもかかわらず燃料輸入について交渉を続けているとしたが、米国とイスラエルのイランとの戦闘に伴う世界的な原油価格と輸送コストの上昇がそうした努力を一層困難にしていると語った。

かつてキューバに対する主要な石油供給国だったメキシコとベネズエラはいずれも、トランプ米大統領が1月の大統領令でキューバに燃料を出荷するどの国にも関税を課すと脅してからキューバに燃料を送っていない。

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