英警察当局は、ロンドンで発生したユダヤ系施設を対象とした一連の放火事件について、イランとの関連を捜査していると発表した。英国の首席ラビ(ユダヤ教指導者)は、ユダヤ人コミュニティーに対する暴力が激しさを増していると語った。

ロンドンではここ1週間で3件の放火が発生。直近では、ハーロウ地区にあるケントン・ユナイテッド・シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)で深夜過ぎに放火が起きており、英警察のテロ対策班が捜査している。

一連の事件を巡っては親イラン派の組織が犯行を認めた。同組織は、欧州各地で米国やイスラエル、ユダヤ人に関連する施設を標的とした攻撃に関与したと主張している。

英警察のテロ対策責任者は記者団に「中東で紛争が続く中、イランによる敵対的活動の脅威に引き続き警戒を怠らない」とし「イランとのつながりを示唆する情報は把握している。この点についても引き続き捜査していく」と述べた。

ロンドンでこのほか、17日夜にユダヤ人コミュニティーと関係のある事業施設で放火未遂事件が発生。その数日前には、別のシナゴーグでの放火未遂事件に関連して、警察が容疑者2人を逮捕した。

[ロイター]
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