<世界が注目するインド太平洋で中国が軍事プレゼンスを拡大している。最近の印パ衝突ではパキスタンに中国が兵器を供給していたことが発覚するなど、地域大国インドとの関係も悪化している。中国はここに将来の海戦の基盤を築きつつあると専門家は指摘する>

中国はインド洋における軍事的な足場を急速に拡大しており、紅海からマラッカ海峡までの広範な海域で演習を実施し、アメリカの同盟国を含む地域の主要なプレーヤーとの関係を深めていることが、米国際戦略研究所(IISS)の分析で明らかになった。

ニューズウィークは中国とインド当局にコメントを求めている。

 

世界貿易の重要な航路であるインド洋で影響力を拡大する中国に対抗するため、インドは海軍の活動を活発化させている。

インドはアメリカの正式な同盟国ではないが、中国の影響力に対抗するための重要な戦略パートナーとなっている。ドナルド・トランプ大統領もかつて、ナレンドラ・モディ首相を「素晴らしい人物」と評したことがある。

アメリカは歴史的に太平洋地域を重視してきたが、2018年に「太平洋軍」の名称を「インド太平洋軍」に変更することで、インド洋の戦略的重要性を公に示した。

IISSは、2020年〜2025年の間に中国がインド洋に新たに配置した軍事資産と周辺国と行った軍事演習を報告した。

「中国のインド洋での存在感は、10年前とは大違いだ」と、IISSのインド太平洋防衛・戦略担当シニアフェロー、ダルシャナ・M・バルアは、28日の取材で本誌に語った。

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印パのうちパキスタンに肩入れ
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