報告書によると、中国はインド洋の要所に対潜戦兵器を配備し、2022年〜2025年にかけてイランおよびロシアと毎年の海軍演習を実施。また、アメリカの同盟国であるアラブ諸国との関係も深めている。

中国のインド洋でのプレゼンス拡大は、エネルギー輸送路の安全を確保しシーレーンを防衛するのに役立つと同時に、アフリカ、ヨーロッパ、中東、南アジアとの戦略的関係強化にも役に立つ。

 

一方、インドやアメリカに比べて中国に足りないのは、現場での作戦経験や周辺環境の理解だとバルアは指摘する。

インドは依然としてアメリカの主要な戦略パートナーであり、インド洋チャゴス諸島にあるディエゴガルシア島の米軍基地は、インド洋における恒久的な軍事拠点だ。

インドと中国の関係はもともと緊張をはらんでいたが、中国はインドと同じ核保有国であるパキスタンとの軍事的連携を深めている。4月にカシミール地方のインド側支配地で起きたテロ事件をきっかけにパキスタンと軍事衝突した際、パキスタンが中国製戦闘機を使用したこともあって関係はさらに悪化している。

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インドの最重要の関心領域
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