<期せずしてロシアに「アメとムチ」戦略を採るアメリカと欧州。トランプはプーチンとの直接会談での和平実現に望みをつなぐが...>

トランプ米大統領との電話会談で、ロシアのプーチン大統領が停戦に応じなかったことを受け、イギリスとEU(欧州連合)は5月20日、ロシア人への新たな経済制裁を発表。

一方トランプは、電話会談は素晴らしかったと自賛するにとどまった。

欧州はトランプがプーチンに甘すぎることを懸念するが、トランプはロシアの妥協と関与こそが戦争を終わらせる唯一の道だと考えている。

イギリスは兵器の供給網やウクライナ侵攻を支援する金融機関など100件の制裁を行う計画だ。17回目の経済制裁となるEUは、189隻の「影の船団」を制裁リストに追加。「影の船団」は制裁を回避しロシア産の原油やガスを輸送している船舶で、制裁対象の船は計342隻になる。

トランプによれば、ロシアとウクライナの直接的な対話が近いうちに実現するという。また、トランプは和平を導くカギを握るとして、プーチンとの対面会談の実現を目指している。

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