
あとはコストの上昇への理解をいかに広げていくかだけ
CO₂から製造するメタノールへの期待は、電材業界でもますます膨らんでいくだろう。
環境配慮型ユリア樹脂を使用した配線器具を導入すれば、住宅やビルなどの設備の資源循環への貢献となるほか、建築物のライフサイクル全体で排出されるCO₂(エンボディードカーボン)の削減にもつながる。
とはいえ、両社によれば現在は、従来のユリア樹脂を使った製品に比べ、コストの上昇は避けられない。製造時の設備投資は不要であり、製品の品質も劣らないだけに、あとは環境負荷の低い製品の価値への理解を、いかにユーザーに広げていくかが課題だ。
パナソニックEW社ではまず、ゼネコンやハウスメーカーなどに向けた訴求を行っていく計画だという。
持続可能な未来に向けて、循環型社会への移行は、減速することはあっても逆行することはない。私たちの暮らしの中に当たり前にあるコンセント。こんなところでも、メーカーの絶え間ない挑戦が続けられている。
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