バイクで突撃するロシア兵をドローンが撃退

ロシア兵が乗ったバイクは勢いを付けて溝に飛び出したが、飛び越えることはできず、反対側の土手に激突する様子が映像には映っている。映像はその後、溝の底でバイクの隣に横たわる兵士の姿に切り替わる。

ロシア軍が前線でバイクを使用していることは、これまでにも確認されている。ウクライナの国家警備隊は5月5日、建物の廃墟に旗を立てようとバイクで突撃してきたロシア軍を、ドローンを使って撃退したとする映像を公開した。映像の最後には、負傷したか死亡したと見られるロシア兵がバイクのそばに横たわっている。

ウクライナのキエフ・ポスト紙が国境警備隊の話として伝えたところによると、その前の週には、クピャンスクでバイクに乗ったロシアの突撃兵12人ほどをドローンで撃破した。

ISWによると、昨年半ばから、ロシア軍がハリコフ、ドネツク州チャシブヤール、ザポリージャ方面で、歩兵の輸送にバイクを使用しているのを観測し始めたという。フォーブスは今月、ロシア軍のバイクによる突撃戦術は時に奏功しておりで、ウクライナ東部の前線で西に1.5キロほど前進するのに役立ったと報じた。

ウクライナ軍のドローン攻撃によってロシア軍の装甲車は多大な損失を被っており、その対応策としてロシアはバイクの使用を増やしていると、ISWは評価している。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます