magmori201210_Noisy2.jpg
©「ミセス・ノイズィ」製作委員会

主人公は隣の主婦をモデルにした小説を書くことで反撃に出る。そのタイトルは「ミセス・ノイズィ」。やがて些細な行き違いや誤解が、少しずつ大きな亀裂になってゆく。

ここまでの僕の説明は、ほぼ最初の3分の1。その後の展開は全く予想を超えていた。提起される問題は「SNS炎上」や「メディアリンチ」。でもそれにとどまらない。観ながら実感する。映像は一面しか伝えない。アングルが変われば事実は変わる。つまりこれは現代版『羅生門』だ。これ以上は説明できない。あとは劇場で体験してほしい。

『ミセス・ノイズィ』(2020年)

©「ミセス・ノイズィ」製作委員会

監督/天野千尋

出演/篠原ゆき子、大高洋子、長尾卓磨、新津ちせ

<2020年12月8日号掲載>

●予告編を見る
【関連記事】