トランプ氏のギャンブルは凶と出るか、吉と出るか
イラン国営メディアによると、イランは23日、核施設への攻撃への報復としてカタールとイラクの米軍空軍基地にミサイルを発射した。イラン革命防衛隊は「イランはいかなる状況下でも領土保全、主権、国家安全保障に対するいかなる攻撃にも無視できない」との声明を出した。
英シンクタンク「王立防衛安全保障研究所」(RUSI)のブルク・オズチェリック上級研究員(中東安全保障)は「テヘランは厳しいジレンマに直面している。報復措置を取ってより広範な戦争のリスクを負うか、それとも国内の安定を固めるため行動を抑制するかだ」と指摘する。
RUSIのマシュー・サヴィル軍事科学部長も「米国は提供できる軍事力をもって直接この戦争に介入した。イランが米軍に対しより広範な軍事対応を取れば中東全域に標的が広がるが、イラン政権が極めて脆弱な時期に紛争を拡大させるリスクを負うことになる」とみる。
トランプ氏はイランとイスラエル間の「完全かつ全面的な停戦」が数時間以内に発効するとSNSに投稿した。イランのセイエド・アッバス・アラグチ外相もイスラエルが攻撃を停止すればイランも攻撃を停止すると応じた。トランプ氏のギャンブルは吉と出たのか。
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