最新記事

ブレグジット

イギリス国民投票は大接戦! EU離脱派・残留派が最後の訴え

2016年6月23日(木)19時28分

6月22日、英EU離脱の是非をめぐる国民投票を翌日に控え、残留派と離脱派は浮動票を獲得すべく、最後の追い込みをかけている。写真は残留を訴えるキャメロン英首相。バーミンガムで撮影(2016年 ロイター/Andrew Yates)

 英国の欧州連合(EU)離脱の是非をめぐる国民投票を翌日に控えた22日、残留派と離脱派は浮動票を獲得すべく、最後の追い込みをかけている。結果は大接戦が予想されている。

 残留派を率いるキャメロン英首相は「23日の国民投票で離脱することになればもう後戻りできなくなり、家族の将来を危険にさらすことになる」と訴えた。

 一方、離脱派のジョンソン前ロンドン市長はヘリコプターでロンドン周辺を飛び回り、「これが支配を取り戻す最後のチャンスだ」とし、23日は「独立記念日」になると支持を呼びかけた。

 最新の各世論調査では、両陣営の支持率が拮抗(きっこう)している。投票前日に発表された4つの世論調査のうち3つが残留派が勢いを増していると伝えている。それでもなお、2つの調査は離脱派がリード、残り2つは残留派がリードしている。

 大半の調査会社は、僅差で勝敗の予測が難しく、投票日の投票率と相当数いるとみられる浮動票に左右されるとみている。

 デイリーメール紙とITVが公表したComResによる電話調査では、残留支持が48%と、離脱支持の42%を6ポイントリード。

 6月14日にサン紙が公表したComResの調査では、残留派のリードはわずか1ポイントだった。

 ComResのアンドリュー・ホーキンス会長は「予想通り、投票前最後の週に現状維持への支持が高まった」と語った。

 これとはほぼ同時に、タイムズ紙が公表した調査会社ユーガブによる世論調査の結果は、残留支持が51%、離脱が49%だった。前回調査では離脱派が残留派をリードしていた。

 ユーガブのディレクター、アンソニー・ウェルズ氏は「当社の最新調査結果は勝敗の予測がつかない接戦を示しているが、直近のトレンドを見ると、過去に行われた国民投票で投票が近づくにつれて現状維持への支持が高まったのと同様に、残留派が優位となっている」と指摘した。

ニュース速報

ワールド

英、EU離脱を正式通知 2年間の交渉開始

ビジネス

年内あと1・2回の利上げ支持、成長に顕著な上振れリ

ビジネス

EU離脱通知受けポンド上昇、英国株は値下がり

ビジネス

英拠点の銀行、フランクフルトへの移転を協議=独連銀

MAGAZINE

特集:フランス大統領選 ルペンの危険度

2017-4・ 4号(3/28発売)

4月末のフランス大統領選で大躍進が見込まれる極右・国民戦線の女性党首ルペンが支持を広げる理由

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    肺にまさかの「造血」機能、米研究者が発見

  • 2

    王毅外相「日本は『心の病』を治せ!」――中国こそ歴史を直視せよ

  • 3

    東芝は悪くない

  • 4

    困窮エジプトの無謀な宇宙開発

  • 5

    レギンスパンツで搭乗は不適切? ユナイテッド航空…

  • 6

    韓国の次期「左派大統領」が進む道

  • 7

    トランプの娘婿でイバンカの夫、クシュナーの素性

  • 8

    アップルがいまiPhone「レッド」を出す3つの理由

  • 9

    実はアメリカとそっくりな「森友学園」問題の背景

  • 10

    トランプは張り子の虎、オバマケア廃止撤回までの最…

  • 1

    韓国セウォル号、沈没から1073日目で海上へ 引き揚げは最終段階

  • 2

    韓国人が「嫌いな国」、中国が日本を抜いて第2位に浮上

  • 3

    金正男殺害の容疑者は北朝鮮の秘密警察に逮捕されていた

  • 4

    肺にまさかの「造血」機能、米研究者が発見

  • 5

    トランプは張り子の虎、オバマケア廃止撤回までの最…

  • 6

    亡命ロシア下院議員ボロネンコフ、ウクライナで射殺

  • 7

    東芝は悪くない

  • 8

    米ビール業界を襲うマリファナ「快進撃」

  • 9

    サウジ国王が訪問を中止したモルディブが今注目され…

  • 10

    ロンドン襲撃テロ事件で死者4人・負傷40人 英首相「…

  • 1

    ウーバーはなぜシリコンバレー最悪の倒産になりかねないか

  • 2

    買い物を「わり算」で考えると貧乏になります

  • 3

    韓国セウォル号、沈没から1073日目で海上へ 引き揚げは最終段階

  • 4

    英女王「死去」の符牒は「ロンドン橋が落ちた」

  • 5

    金正男の長男ハンソル名乗る動画 身柄保全にオラン…

  • 6

    ISISが中国にテロ予告

  • 7

    韓国人が「嫌いな国」、中国が日本を抜いて第2位に浮上

  • 8

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 9

    スカーレット・ヨハンソンが明かしたイバンカ・トラ…

  • 10

    ウィリアム王子が公務をさぼって美女と大はしゃぎ、…

Hondaアコードの魅力

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

原子力緊急事態への対応力を向上
日本再発見 「外国人から見たニッポンの不思議」
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 別冊

0歳からの教育 知育諞

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月