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「ベビーブーム世代はまだまだ健在」...アカデミー女優キャシー・ベイツが語る「仕事の喜びとキャリア」

It’s All About the Work

2024年12月08日(日)12時15分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)

──70歳代での大ヒット。ご気分は?

なんとも言えない素敵な気持ち。説明はできない。もう俳優人生の終わりは近いと感じていたし、同じ世代の女優たちが忘れられかけているのも見てきた。この年になれば、誰だってそう。でも、だからこそたくさんの人に共感してもらえるのだと思う。


──こういうキャラクターは高齢世代の励みになる?

80歳でアカデミー主演女優賞を取ったジェシカ・タンディが衰えていくのを、私自身も見てきた。一緒に何かやりたいと思っていたけど、彼女はもうセリフを覚えられなくなっていた。ああ、自分もいつか、と思ったこともある。

でも今回の弁護士役をもらえて救われた感じがする。彼女は老いても賢く、情熱もあれば知恵もあり、時には失敗もする。そこがいい。

──回顧録を書く気は?

なくはない。休みを取って、映画とかの仕事を入れずに、本腰を入れて何か書けたらいいなと。その気になったらお知らせするわ。

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