アメリカで最も尊敬された女性最高裁判事...今こそ知っておきたいRBGこと、ルース・ベイダー・ギンズバーグについて
Jonathan Ernst-REUTERS
<JFK同様に名前の頭文字で呼ばれ、アメリカで最も尊敬される最高裁判事について>
アメリカでは左右問わず、亡き今も一目置かれている最高裁判事のルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBG。
大統領の心をも動かし、アメリカの正義と平等を象徴となった女性について、『大統領を動かした女性 ルース・ギンズバーグ―男女差別とたたかう最高裁判事』(汐文社)の訳者の渋谷弘子氏が語る。『翻訳者による海外文学ブックガイド2 BOOKMARK』(CCCメディアハウス)より抜粋。
ルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBGは現在87歳、アメリカ最高裁判所の最高齢判事だ(※)。
絶大な人気を誇る彼女の真骨頂は、多数意見の矛盾をつく理路整然とした反対意見にある。その反対意見はときに政治を動かし、法律すら変える。
だが、RBGは一日にして成らず。母親は、「女性だから」と学問を断念し、娘に夢を託して早世した。彼女自身も女性であるがゆえに、屈辱を味わったり、職探しに奔走するも、拒否され続けたりする。
そうした経験に鍛えられて、RBGは大学教授を経て、男女を問わず人間の尊厳を傷つける不公平、不公正、不平等と戦う弁護士となった。
そして、1993年、クリントン大統領に指名されて、女性として二人目の最高裁判事となる。RBGは毎日小柄な体をエクササイズで鍛え、度重なる病気やケガから不死鳥のようによみがえって、きょうも正義のために戦っている。
わたしは日本にも彼女のような裁判官がほしいといつも思っている。本書は少年少女向けの伝記絵本として出版されているが、大人の読者にもぜひ読んでほしいと思う。
『大統領を動かした女性 ルース・ギンズバーグ―男女差別とたたかう最高裁判事』
渋谷弘子[訳]
汐文社[刊]
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『翻訳者による海外文学ブックガイド2 BOOKMARK』
金原瑞人/三辺 律子[編]
CCCメディアハウス[刊]
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