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中絶体験もつぶやきます

2010年4月20日(火)15時08分
セーラ・クリフ

単なる政策課題ではない

 中絶をするのは避妊を怠る性的にだらしない女──そんな汚名を葬り去ることは不可能ではない。だが限られた数の女性が体験を語るだけでは、73年以降4500万人のアメリカ人女性が中絶を経験している実情をきちんと描くことはとてもできない。

 中絶を公表したジャクソンについて「とても勇敢だ。彼女のような人があと1万人いてほしい」と、中絶医療の充実に努めるNPO(非営利組織)「中絶ケア・ネットワーク」のペグ・ジョンストン会長は言う。

 中絶について率直に話し合うことも欠かせない。中絶は単なる政策課題ではなく、時に「傷つくこともある」複雑な体験だと認めることが大切だ。

 気の利いた文句で中絶擁護を訴えるスローガンが過去のものになればと、ジョンストンは願っている。代わりの文句はもう考えてある。「中絶はスローガンにするには複雑過ぎる」だ。 

[2010年3月24日号掲載]

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