最新記事
育児

「燃え尽きやすい」母親・父親の特徴...愛着スタイルが左右する親のメンタル

Psychologists Reveal Type of Parents Most Likely To Feel Burnt Out

2025年11月10日(月)13時50分
ダニエラ・グレイ

感情を抑える・揺れる親ほど燃え尽きやすい

回避型の人は自分の感情を抑え、感情的に負担の大きい交流を避ける傾向があり、不安型の人は感情的に反応しやすく、対人関係において不安を感じやすい傾向がある。

いずれのタイプも燃え尽きと関連していたが、その影響の現れ方は男女で異なっていた。

この関係における重要な要因は、アレキシサイミア(感情を特定・表現することの難しさ)であった。自分の感情をうまく認識できない親ほど、疲労感や子どもへの感情的距離を感じやすい傾向があった。

研究者たちは、「子育ては、自分の感情と子どものニーズの両方に絶えず適応することを求められる」と述べている。自分の感情を把握・言語化できないと、ストレスが蓄積しやすく、対処法の効果も低下するという。

データによれば、アレキシサイミアは「不安定な愛着」と「燃え尽き」の間の橋渡しの役割を果たしており、初期の人間関係のパターンがどのようにして親としての疲弊へとつながるのかを説明していた。

女性では、感情処理の難しさを通じて「不安型」と燃え尽きの関連が最も強く現れた。男性では「回避型」がより大きな役割を果たし、直接的にも、またアレキシサイミアを介しても影響していた。

男性は平均的に高いアレキシサイミアのスコアを示し、臨床的な閾値に近く、自分の感情を理解することがより難しいことが示唆された。また、全体的な燃え尽きレベルも高かった。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

与党「地滑り的勝利」で高市トレード再開へ、日経6万

ワールド

高市首相、消費減税「やった方がいいと確信」 改憲は

ワールド

自民単独300議席超、「絶対安定多数」上回る 維新

ビジネス

自民大勝でも「放漫財政にならない」=片山財務相
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 5
    背中を制する者が身体を制する...関節と腱を壊さない…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 8
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 9
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 10
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中