コラム

強制収容を乗り越え、アメリカを好きになった日系人俳優/Engage in(~に関わる)

2015年12月29日(火)07時30分

登場するボキャブラリー

【plunge into】~を始める、~に飛び込む。第二次世界大戦の開戦について話す際に、タケイ氏がこの表現を利用しています。

【desolate】荒れ果てた。タケイ氏は、強制収容所が置かれた場所を説明する際にこの形容詞を使っています。

【Skid Row】失業者や路上生活者、麻薬中毒者などがたむろする都会の一角。強制収容所から釈放された後、タケイ氏の家族にはお金がなく、Skid Rowに住まざるを得ませんでした。

【fallible】誤りを犯しがちな、当てにならない。民主主義は人間と同じぐらい誤りを犯しがちな危ういものだと、タケイ氏は言います。

【cherish】大切にする、大事にする。戦争に自ら志願した日系アメリカ人はアメリカという国の理想を大事にしていた、とタケイ氏が説明しています。

【decorated】装飾された。第二次世界大戦での栄光を讃え、日系アメリカ人の部隊が凱旋した際には他の部隊よりもずっと派手に飾り立てられていた、とタケイ氏は思い起こしています。

【change agent】変化を起こす人や物。第二次世界大戦中の日系アメリカ人兵士について、タケイ氏はこのように形容しています。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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