Picture Power

【写真特集】ゲイの夫夫が手にした父権の肖像

PORTRAITS OF DADS

Photographs by BART HEYNEN

2021年06月12日(土)15時00分

ppgay06.jpg

写真集の作者バート(左端)と夫のロブ(右端)と、息子のイーサンとノア(ベルギーの都市アントワープで)

ppgay07.jpg

父親たちに髪を結ってもらうニューヨークのマイロ(中央)と妹(右)

ppgay08.jpg

同性愛者に不寛容だった1980年代、ジム(右端)とアート(右から2人目)は養子縁組によって父親になったアメリカでも初期のゲイカップル。当時は同性婚が違法だっただけでなく独身者が養子縁組することも法的にはグレーだったため、手続きは思うように進まなかった。煩雑な行政手続きを経て1989年に最初の養子イーサン(左から2人目)を迎え、その5年後にジョージアが家族になった。写真はイーサンとの養子縁組が成立してから30年目の2019年に、彼のフィアンセ、ローザ(左端)と一緒に撮った

ppgay09.jpg

ユダヤ教の祭事を祝うジョナサン(左端)とエリック(中央後)と家族

ppgay10.jpg

ラクロスをする息子ジャック(中央)と、父親のトム(左)とマイク(右)

ppgay11.jpg

「一人親」のペドロ(中央)と代理母マンディ(左)、卵子提供者スローン(右)の間には三つ子が誕生

Photographs by Bart Heynen from "DADS" published by powerHouse Books

<撮影:バート・ヘイネン
ベルギー育ち。ブリュッセル自由大学で芸術学修士号を取得後、ニューヨークの国際写真センターで写真を学んだ。本作は、新作写真集『DADS』(米パワーハウス・ブックス刊)からの抜粋。現在は、自身も夫と双子の息子と共にニューヨークで暮らしている

<本誌2021年6月15日号掲載>

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

シェル、第1四半期は28%減益 予想は上回る

ワールド

「ロールタイド」、トランプ氏がアラバマ大卒業生にエ

ワールド

英地方選、右派「リフォームUK」が躍進 補選も制す

ビジネス

日経平均は7日続伸、一時500円超高 米株高や円安
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 5
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 6
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    目を「飛ばす特技」でギネス世界記録に...ウルグアイ…
  • 9
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 10
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 10
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story