フランス、米の圧力でG7サミットから南ア除外との見方を否定
写真はマクロン仏大統領。3月24日、パリで撮影。REUTERS/Abdul Saboor
Michel Rose Nellie Peyton
[パリ/ヨハネスブルグ 26日 ロイター] - フランスの複数の高官は26日、今年6月にフランス南東部のリゾート地、エビアン・レ・バンで開催する主要7カ国首脳会議(G7サミット)に南アフリカを招かないのは米国からの圧力によるものだとの見方を否定した。
フランスは以前、今年のG7サミットにはインド、韓国、ブラジル、ケニア各国の首脳を招待すると発表していた。
フランスの高官は記者会見で、米国の要請によって南アフリカを招待国から除外したのかとの質問に、そうした見方は当たらないと答え、フランスは今回、ケニアを招待することを決定していたと語った。フランスのマクロン大統領は今年5月、アフリカ・フランス首脳会議に出席するためケニアを訪問する。
G7サミットの招待国として常連となっている南アフリカは、フランスの駐南アフリカ大使が2週間ほど前に、仮に南アフリカがG7サミットに招かれれば米国が欠席すると表明しているため、フランスは南アフリカを招かないことを決定したと伝えてきたと説明した。
南アフリカのラマポーザ大統領の報道官は「われわれはフランスの決定を受け入れた」と述べた。
一方、ホワイトハウスの当局者は「フランスは今年1月時点で、エビアン・レ・バンで6月に開催するG7サミットにアフリカの1カ国を招く意向を表明していた。G7各国と協議した後、フランスは今回のサミットにはケニアが招かれるべきだと総合的に判断した。米国はケニアの参加を歓迎する」と述べたが、南アフリカが招かれなかったことには言及しなかった。
トランプ米大統領は2期目就任以降、南アフリカの外交政策や国内の人種に関する法律を批判しており、昨年にヨハネスブルクで開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を欠席した。米国が議長国を務める今年のG20サミットには南アフリカを参加させない方針を示している。





