英首相、多国間の防衛イニシアチブ提唱へ=FT
スターマー英首相(写真)は、英国と西側同盟国の間で多国間の防衛イニシアチブを創設するよう呼びかける見通し。ロンドンで昨年5月撮影(2026年 ロイター/Carl Court)
[13日 ロイター] - スターマー英首相は、英国と西側同盟国の間で多国間の防衛イニシアチブを創設するよう呼びかける見通し。共同兵器調達の監督や再軍備コストの削減が狙い。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が13日報じた。
同紙によると、首相は週末に開催されるミュンヘン安全保障会議でこの構想を提示する予定。13─15日の会議期間中、他国首脳との非公開協議や14日の演説でも、防衛分野での協力強化を呼びかける見込みという。英政府当局者の話として伝えた。
スターマー首相は今月、欧州連合(EU)が計画する新たな数十億ユーロ規模の防衛基金への参加を検討する考えを示していた。
欧州委員会は、ロシアへの警戒感の高まりや、トランプ米大統領の下で欧州に対する米国の安全保障関与に不透明感が強まっていることを受け、防衛力強化の一環として、防衛力強化を目的とした「SAFE」ローン制度の第2弾創設を検討している。
英国は当初、総額1500億ユーロ(約1770億ドル)のSAFE基金への参加を目指していたが、参加に伴う資金拠出を拒否したことから、昨年11月に協議が決裂。ブレグジット後の関係修復を巡る取り組みにとって打撃となっていた。





