スウェーデン、市民権取得規則を厳格化へ 移民抑制図る
スウェーデンの中道右派政権は9日、市民権取得規則を厳格化すると発表した。写真は2024年10月、ストックホルム旧市街で撮影(2026年 ロイター/Tom Little)
[ストックホルム 9日 ロイター] - スウェーデンの中道右派政権は9日、市民権取得規則を厳格化すると発表した。6月6日に施行される見通し。政府は先週、難民申請規則の厳格化も発表している。
規則の厳格化により、市民権の申請が可能になるまでのスウェーデンでの居住期間が従来の5年から8年に延長される。このほか月収が2万スウェーデンクローナ(2225ドル)を超えていること、スウェーデンの言語と文化に関する試験に合格することも申請の条件となる。
国内外を問わず前科がある場合は申請が可能になるまでの期間がさらに延び、4年の禁固刑を受けると申請可能になるまでに15年かかる。
フォシェル移民相は記者会見で「こうした要件は現状と比べてはるかに厳しい。というのも、今は基本的に(スウェーデン市民になるための)要件がほとんどないからだ。スウェーデンの市民になりたいのなら、この国が君主制なのか共和制なのかを知っているのは当然だ」と述べた。
スウェーデンは2015年に難民申請者数が約16万人に達したことから、その後は歴代政権が移民政策を段階的に厳しくしてきた。現少数派連立政権は移民対策の一段の厳格化が9月に予定されている総選挙で有権者から支持を得られると見込んでいる。





