ニュース速報
ワールド

スウェーデン、市民権取得規則を厳格化へ 移民抑制図る

2026年02月10日(火)14時25分

 スウェーデンの中道右派政権は9日、市民権取得規則を厳格化すると発表した。写真は2024年10月、ストックホルム旧市街で撮影(2026年 ロイター/Tom Little)

[‍ストックホルム ‌9日 ロイター] - スウェーデンの中道右派政権は9日、市民権取得規則を‌厳格化すると​発表した。6月6日に施行される見通し。政府は先週、難民申請規則の厳格化も発表している。

規則の厳格化により、市‌民権の申請が可能になるまでのスウェーデンでの居住期間が従来の5年から8年に延長される。このほか月収が2万スウェーデンクローナ(2225ドル)を超えていること、スウェーデンの言語と文化に関する試験に合格することも申請の​条件となる。

国内外を問わ⁠ず前科がある場合は申請が可能になる‍までの期間がさらに延び、4年の禁固刑を受けると申請可能になるまでに15年かかる。

フォシェル移民相は記者会見で「こうした要‍件は現状と比べてはるかに厳し‍い。‌というのも、今は基本的に(‍スウェーデン市民になるための)要件がほとんどないからだ。スウェーデンの市民になりたいのなら、この国が君主制なのか共和制なの⁠かを知っているのは当然だ」と述べた。

スウェーデンは2015年に難⁠民申請者数が約16万‍人に達したことから、その後は歴代政権が移民政策を段階的に厳しくしてきた。現​少数派連立政権は移民対策の一段の厳格化が9月に予定されている総選挙で有権者から支持を得られると見込んでいる。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

シャープ、26年3月期以降の決算に特損計上 工場譲

ワールド

インド、重要鉱物で4カ国と協議 ブラジルやカナダ=

ビジネス

仏ケリング第4四半期、予想より小幅な減収 グッチに

ビジネス

ホンダ、発行済み株式の14.1%の自社株消却へ 資
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 4
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 7
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 10
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中