カナダ、インドへのエネルギー輸出拡大検討 対米依存を低減
カナダのホジソン・エネルギー相。2025年11月17日、カナダ・オタワで撮影。REUTERS/Blair Gable
[サウスゴア(インド) 27日 ロイター] - カナダのホジソン・エネルギー相は27日、エネルギー輸出の顧客層を多様化し、米国への依存を減らすため、インドへの輸出拡大を検討していると明らかにした。
インドで開催中の国際会議「インド・エネルギー・ウィーク」で述べた。
ホジソン氏は、エネルギー輸出の98%を米国が占めるのは「戦略的な誤りだ」と指摘。「世界で最もエネルギー需要が急成長するのはインドだ」とし、インドとの連携に意欲を示した。具体的には原油、液化天然ガス(LNG)、ウランの供給が可能だという。
データ分析会社ケプラーの統計によると、カナダは現在、インドに原油やLNGを輸出していない。
インドは原油の輸入を主にロシア、イラク、サウジアラビアに、LNGの輸入をカタールに依存している。インドの原油輸入量は過去3年で平均2.5%増加したが、2025年のLNG輸入量は6.3%減少した。
ホジソン氏は「現在、西海岸へのパイプラインの建設を進めている。すでに3本のパイプラインを建設しており、増設も検討している」と説明した。
また、インドは原子力発電を推進しており、カナダのウラン輸出の追い風となる可能性がある。
ホジソン氏は「エネルギーの98%を1つの顧客に供給していたが、供給先の多様化に注力している。インドと協力する機会があると考えている」と述べた。





