NZ外相が中銀総裁を非難、FRB議長支持の声明巡り
ニュージーランド準備銀行のブレマン総裁。2025年9月、ウェリントンで撮影。REUTERS/Marty Melville
Lucy Craymer
[ウェリントン 14日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)のピーターズ外相は14日、トランプ米政権が刑事捜査の対象としたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長を支持する主要中央銀行総裁の共同声明にNZ準備銀行(中銀)のブレマン総裁が署名したことを公に非難した。
欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中銀)のほか9つの中銀および機関の総裁は13日の共同声明で「連邦準備制度と議長であるジェローム・パウエル氏と完全に連帯する」とし、中銀の独立性が物価や金融、経済の安定の礎だと表明。ブレマン氏も署名した。
ピーターズ氏はXへの投稿で「NZ中銀が米国の国内政治において果たす役割はなく、関与すべきでもない」とし、「(ブレマン)総裁には国内金融政策に専念するよう改めて求める」と述べた。
NZ中銀の広報は、ブレマン氏が声明に署名したのは中銀の独立性を強く信じているためだとし、同氏の署名はNZ政府から法的に独立しているNZ準備銀行に対する支持を示すものだと説明した。ピーターズの投稿についてはコメントを控えた。
NZは米国の正式な同盟国ではないものの緊密な友好国で、近年米国との関係を慎重に管理してきた。





