米国勢調査局、経済指標の発表日程正常化へ措置 収集期間短縮など

［ワシントン　３日　ロイター］ - 米国勢調査局は３日、政府機関閉鎖の影響で遅れた経済指標の発表をできるだけ早期に当初の予定に戻すため、主要連邦経済指標（ＰＦＥＩ）のデータ収集期間を短縮するなど複数の措置を講じていると明らかにした。

ウェブサイトに掲載した声明で「ＰＦＥＩを当初の発表スケジュールに戻すには、確立された品質基準を守りつつ、可能な限り処理過程を加速・短縮する必要がある」と説明。

「例えば、通常なら１０営業日の回答収集期間を設けている場合、７日に短縮する」とした。

また、分析期間の短縮がデータの品質に悪影響を与えないよう、重要な見直しや修正を優先するため一時的にリソースを再配分していると述べた。

その上で、こうした措置により「国勢調査局のＰＦＥＩは一時的に処理期間を３０日から２０日に短縮できる可能性がある」とした。