米、印への対戦車ミサイル・誘導砲弾売却承認 9300万ドル相当

写真はエクスカリバー弾。2023年3月、アラバマ州ハンツビルで開催された米陸軍関係の展示会で撮影。REUTERS/Cheney Orr

[ニューデリー ２０日 ロイター] - 米国務省は、９３００万ドル相当の対戦車ミサイルシステム「ジャベリン」と誘導砲弾「エクスカリバー」のインドへの売却を承認した。米国防安全保障協力局（ＤＳＣＡ）が１９日に発表した。

米国の対外軍事売却プログラムの下、インドが米国の防衛装備品を購入するのは、８月にトランプ米大統領がインドによるロシア産石油購入に対する罰としてインド製品への関税を５０％に倍増させたことで関係が悪化して以来初めて。

ＤＳＣＡは「米印の戦略的関係を強化し、インド太平洋および南アジア地域の政治的安定、平和、経済的進歩にとって重要な力を持ち続ける主要な防衛パートナーの安全保障を向上させることによって、米国の外交政策と国家安全保障の目標は後押しされるだろう」と述べた。