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コンゴ民主共和国と反政府勢力、枠組み合意に署名

2025年11月17日(月)07時56分

コンゴ民主共和国(旧ザイール)と同国の反政府勢力「3月23日運動(M23)」は15日、東部の戦闘終結に向けた和平協定のための枠組み合意に署名した。REUTERS/Ibraheem Abu Mustafa

Imad Creidi Ange Kasongo

[ドーハ/キンシャサ 15日 ロイター] - コンゴ民主共和国(旧ザイール)と同国の反政府勢力「3月23日運動(M23)」は15日、東部の戦闘終結に向けた和平協定のための枠組み合意に署名した。

戦闘では今年、数千人が死亡、数十万人が避難を余儀なくされている。署名式典はカタールの首都ドーハで行われた。

双方は、米国とカタールの支援を受けて、ここ数カ月で一連の文書に署名している。米国とカタールは、和平に向けた重要な一歩だと指摘しているが、今後さらなる交渉が必要になる。

米国のマサド・ブーロス特使はロイターに対し、枠組み合意には8つの議定書が含まれており、このうち6つの議定書の実施方法について合意する必要があると発言。ここ数カ月で合意した捕虜交換と停戦監視の取り決めについても履行が遅れていることも認めた。

M23は隣国ルワンダの支援を受けており、1月にコンゴ東部最大の都市ゴマを掌握した。ルワンダはM23への支援を否定している。

ロイター
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