27年のＣＯＰ３２開催国、エチオピアに決定へ＝ＣＯＰ３０議長

写真はエチオピアのアディスアベバの街並み。2021年11月、エチオピアで撮影。REUTERS/Tiksa Negeri

Lisandra Paraguassu　Valerie Volcovici　Simon Jessop

［ベレン（ブラジル）　１０日　ロイター］ - 国連気候変動枠組み条約第３０回締約国会議（ＣＯＰ３０）のアンドレ・コヘアドラ議長は２０２７年のＣＯＰ３２開催国にエチオピアが承認される見込みだと、ロイターに明らかにした。

一方、来年のＣＯＰ３１の開催国選定はなお争点で、オーストラリアとトルコが立候補している。オーストラリアは、気候変動に対して世界で最も脆弱な地域の一つとされる太平洋諸島諸国と協力してＣＯＰ３１の開催国に立候補した。

ＣＯＰ３０開催初日となった１０日、参加国は２７年の会議をエチオピアの首都アディスアベバで開催することで原則合意したという。１１日に正式に採択されるとみられている。