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米消費者金融当局、運営資金は年内まで 政権が廃止方針で資金制限

2025年11月11日(火)15時08分

 11月10日、米連邦準備理事会(FRB)の内部独立機関で、金融セクターの消費者保護を担う消費者金融保護局(CFPB)は、現時点で少なくとも年末まで運営を継続できる資金状況だと明らかにした。写真はCFPB本部のロゴマーク。2020年8月、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)

Douglas Gillison

[ワシントン 10日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の内部独立機関で、金融セクターの消費者保護を担う消費者金融保護局(CFPB)は10日、現時点で少なくとも年末まで運営を継続できる資金状況だと明らかにした。

CFPBは2期目のトランプ政権発足以来、トランプ大統領と行政管理予算局(OMB)のラッセル・ボート局長は同局廃止を求めており、資金提供が制限されている。

CFPBは声明で、本来はFRBから直接資金を受け取ることができるが、現在のFRBが「合算利益」を報告していないため、CFPBは法令に基づき必要な資金を得ることができないという政権側の見解を示した。

その上で「同局は、少なくとも2025年12月31日まで業務を継続するのに十分な資金があると見込んでいる」と述べた。

ロイター
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