ニュース速報
ワールド

米民主党州の知事ら、トランプ氏政策に対抗する連盟結成

2024年11月14日(木)10時33分

米イリノイ、コロラド両州の知事は13日、トランプ次期米大統領の政策に抵抗するため、主に民主党が率いる州の知事らによる連盟、「民主党を守る知事たち」を結成して両氏が共同会長を務めると発表した。写真はイリノイ州のプリツカー知事。8月20日、シカゴで撮影(2024年 ロイター/Alyssa Pointer)

Stephanie Kelly Brad Brooks

[13日 ロイター] - 米イリノイ、コロラド両州の知事は13日、トランプ次期米大統領の政策に抵抗するため、主に民主党が率いる州の知事らによる連盟、「民主党を守る知事たち」を結成して両氏が共同会長を務めると発表した。

連盟にはイリノイ州のプリツカー知事とコロラド州のポリス知事をはじめとする民主党知事らや州司法長官が参加し、移民から環境保護の巻き戻しまで、トランプ氏のあらゆる政策に抵抗していく。

ポリス氏は記者会見で「単に願っているだけではわれわれの民主主義を守れないため、(グループを)結成した」と述べ、力を合わせる必要性を強調した。

連盟は超党派のグループだと説明している。プリツカー氏は記者会見で、共和党高官らと「良い対話」を行ってきたと述べたが、高官らの具体名は示さなかった。

トランプ政権移行チームのキャロライン・リービット報道官は連盟の結成について、トランプ氏は「自身に投票しなかった人々も含め、全ての米国民に奉仕する」と述べた。

民主党州はトランプ氏1期目に何度も同氏の政策と闘ってきたが、同氏はエネルギー政策から移民制限に至るまで、非常に保守的な政策を押し通すことができた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買

ワールド

米最高裁、「フードスタンプ」全額支給命令を一時差し

ワールド

アングル:国連気候会議30年、地球温暖化対策は道半

ワールド

ポートランド州兵派遣は違法、米連邦地裁が判断 政権
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2人の若者...最悪の勘違いと、残酷すぎた結末
  • 3
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統領にキスを迫る男性を捉えた「衝撃映像」に広がる波紋
  • 4
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 7
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 10
    長時間フライトでこれは地獄...前に座る女性の「あり…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 7
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中