プーチン氏、西側メディアとのインタビューに興味なし=大統領府
ロシアのプーチン大統領は、先月までスパイ容疑でロシアに身柄を拘束されていた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者や他の西側メディアのインタビューに応じることに興味がないとの考えを示した。7日撮影(2024年 ロイター/Sputnik/Sergei Karpukhin/Pool via REUTERS)
[モスクワ 9日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、先月までスパイ容疑でロシアに身柄を拘束されていた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者や他の西側メディアのインタビューに応じることに興味がないとの考えを示した。クレムリン(ロシア大統領府)が9日、明らかにした。
ゲルシコビッチ記者は、先月1日に冷戦後最大の身柄交換として釈放された際、プーチン大統領へのインタビューを要請していた。
ロシア大統領府ペスコフ報道官は、この要請に関する質問に対し「今のところ、われわれはそのようなインタビューには興味がない」と言明。外国メディアとの特定のインタビューを受けるには機会が必要だとし、「今のところ、そのような機会は見当たらない」と述べた。
プーチン大統領は今年2月、米FOXニュースの看板アンカーだったタッカー・カールソン氏とのインタビューに応じている。