ニュース速報
ワールド

米FDAが鎌状赤血球症で遺伝子療法2種を承認、ノーベル賞技術応用も

2023年12月11日(月)11時07分

 12月8日、米食品医薬品局(FDA)は8日、鎌状赤血球症(SCD)の遺伝子療法2種を承認した。写真はFDA。メリーランド州 で2020年8月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)

Leroy Leo Bhanvi Satija

[8日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は8日、鎌状赤血球症(SCD)の遺伝子療法2種を承認した。そのうち1つはノーベル賞を受賞した遺伝子編集技術に基づく米で初の治療法となる。

FDAが12歳以上の患者を対象として認めたのは、米バーテックス・ファーマシューティカルズとクリスパー・セラピューティクスがノーベル賞の技術を応用する形で共同開発した「キャスジェビー」と、米ブルーバート・バイオが開発した「リフジェニア」。

SCDは、身体が欠陥のある鎌状のヘモグロビンを作り、赤血球が身体の組織に適切に酸素を運ぶ能力を損なうとともに、痛みを伴う遺伝性の血液疾患。衰弱して早死に至る場合があるこの病気に、米国では10万人が罹患していると推定され、その大半が黒人だ。

米国での定価はバーテックス/クリスパーの療法が220万ドル、ブルーバードの療法が310万ドル。いずれも治療は1回で済むとされ、2024年初めに利用できるようになる。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

自衛隊の中東派遣、「情報収集」目的で政府検討 ホル

ビジネス

伊ウニクレディト、独コメルツ銀の30%超取得へ公開

ビジネス

英CPI、ノンアルビールやフムス採用 健康志向反映

ワールド

ミャンマー議会、クーデター以来初めて召集 軍の支配
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目のやり場に困る」衣装...「これはオシャレなの?」
  • 3
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングアップは「2セット」でいいのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 6
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 7
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    ぜんぜん身体を隠せてない! 米セレブ、「細いロープ…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中