米FDAが鎌状赤血球症で遺伝子療法2種を承認、ノーベル賞技術応用も
12月8日、米食品医薬品局(FDA)は8日、鎌状赤血球症(SCD)の遺伝子療法2種を承認した。写真はFDA。メリーランド州 で2020年8月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)
Leroy Leo Bhanvi Satija
[8日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は8日、鎌状赤血球症(SCD)の遺伝子療法2種を承認した。そのうち1つはノーベル賞を受賞した遺伝子編集技術に基づく米で初の治療法となる。
FDAが12歳以上の患者を対象として認めたのは、米バーテックス・ファーマシューティカルズとクリスパー・セラピューティクスがノーベル賞の技術を応用する形で共同開発した「キャスジェビー」と、米ブルーバート・バイオが開発した「リフジェニア」。
SCDは、身体が欠陥のある鎌状のヘモグロビンを作り、赤血球が身体の組織に適切に酸素を運ぶ能力を損なうとともに、痛みを伴う遺伝性の血液疾患。衰弱して早死に至る場合があるこの病気に、米国では10万人が罹患していると推定され、その大半が黒人だ。
米国での定価はバーテックス/クリスパーの療法が220万ドル、ブルーバードの療法が310万ドル。いずれも治療は1回で済むとされ、2024年初めに利用できるようになる。
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