NY外為市場=ドル4日続伸、労働関連指標が経済の安定化示唆
米ドル、ユーロ、ポンドの紙幣。2025年5月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが4日続伸した。この日発表の経済指標が経済の安定化を示唆したことを受け、連邦準備理事会(FRB)が当面金利を据え置く余地があることが示された。
労働省が発表した新規失業保険週間申請件数は前週比2万3000件減の20万6000件と予想以上に減少し、労働市場の安定化を反映した。
FXストリートのシニアアナリスト、ジョセフ・トレヴィザーニ氏は「これは高金利に苦しんでいる経済には見えない」と指摘。米政権からの利下げ圧力がある中、その圧力が実際に影響を及ぼすのは5月以降になるとの見方を示した上で「現時点ではこのデータに明確なトレンドはない」と述べた。
主要通貨に対するドル指数は0.19%高の97.88。ドルの4日続伸は1月序盤以来最長となる。
一方、ユーロは0.14%安の1.1766ドル。2日続落となった。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が18日、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が来年4月の仏大統領選前に退任することを希望していると報じたことを受け、一時ユーロの下落率は、1日としては1月30日以来の大きさとなった。
CMEのフェドウオッチによると、市場はFRBが少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利下げを行う確率が50%超となるのは、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)になるとみている。
FRBが18日に公表したFOMC議事要旨では、政策金利の据え置きでおおむね見解が一致していたものの、今後の方向性については意見が分かれていたことが分かった。
ドル/円0.06%高の154.92円。
英ポンドは0.25%安の1.3457ドル。
イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のキャサリン・マン委員は、今週発表された英国のインフレ指標について、「良い数字」だったが、基礎指標はイングランド銀が期待していたほど改善しなかったと述べた。
ドル/円 NY午後3時 155.08/155.09
始値 154.62
高値 155.28
安値 154.55
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1763/1.1764
始値 1.1779
高値 1.1780
安値 1.1743
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