午後3時のドルは156円前半でほぼ横ばい、日銀早期利上げ思惑で一時155円台
11月26日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からほぼ横ばいの156円前半で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からほぼ横ばいの156円前半で推移している。日銀の早期利上げへの思惑で一時155円後半まで下押ししたが、下値では買い需要もあったとみられ、下落分の大半を取り戻した。
ドルは仲値公示前後で156.30円台へと上昇した後、利上げ是非を検討する中での日銀の情報発信の変化を伝えるロイター報道が伝わると下げが加速した。一時155.66円まで下げを拡大したが、ドルの155円台では月末絡みのドル買い需要もみられたといい、じりじりと買い戻される展開となっている。
報道に対する反応が大きく出たことは、日銀の利上げが想定より前倒しされることへの「市場の警戒度合いが高かったこと」(国内銀の為替セールス担当者)を示すものだとの声が聞かれた。
日銀の利上げを巡っては、タカ派と目されるメンバー以外の発言に市場の注目が集まる中で、増一行審議委員が利上げ判断について「近づいている」と発言したことが、「日銀内部の変化を表すもの」(SMBC日興証券の金利・為替ストラテジスト、丸山凜途氏)との声が聞かれていた。増氏の発言などから、12月利上げの可能性を市場が意識し始めたタイミングでもあり、きょうの報道は「飛びつきやすいニュース」(三菱UFJ銀行の井野鉄兵チーフアナリスト)だったとの見方がある。
一方、12月の利上げ織り込みはまだ5割程度で、円買いが進むのではなく「円安リスクが緩和された程度」(三菱UFJ銀の井野氏)でとどまっており、足元ではドル/円が下がりづらい状況が続いているという。
ドルは前日にも、次期米連邦準備理事会(FRB)議長人事を巡る報道などを背景に155円台まで下落。12月の利下げ観測だけでなく、将来的な利下げに対するFRBの姿勢を織り込むような動きとの見方も聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 156.11/156.12 1.1590/1.1592 180.95/180.96
午前9時現在 156.19/156.21 1.1564/1.1566 180.64/180.65
NY午後5時 156.04/156.08 1.1569/1.1572 180.54/180.57
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