NY外為市場=ドル指数5カ月ぶり高値、経済指標受け利下げ観測後退
終盤のニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が5カ月ぶりの高値付近で推移した。写真は5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が5カ月ぶりの高値付近で推移した。この日発表された経済指標が米国経済と労働市場を巡る懸念を緩和したことから、米連邦準備理事会(FRB)による年内の追加利下げ観測は後退した。
ドル指数は100.16と、この日はほぼ横ばいで推移。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が12月会合での利下げ決定は既定路線ではないと発言した先週の連邦公開市場委員会(FOMC)から1.5%上昇し、5月終盤以来の高水準となっている。
この日発表された経済指標は堅調。米ADPリサーチ・インスティテュート発表の10月の全米雇用報告では民間雇用者数が大幅に回復したほか、米供給管理協会(ISM)が発表した非製造業総合指数は8カ月ぶりの高水準を付けた。
決済会社Corpayのチーフマーケットストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「金利市場と為替市場で見られるタカ派的な織り込みは、きょう発表されたADPの内容を受けて一段と勢いを増した」と指摘。「入手可能なデータの大半が米労働市場の底堅さを示唆していることから、市場は今後の追加利下げの織り込みに一段と慎重になっている」と述べた。
前日は、リスク回避の動きから、安全資産であるドルが買われていたが、再び高リスク通貨に資金が流れたことでドルは高値から下落した。
リスクに敏感な豪ドルは0.3%高の0.651米ドル。一方、円は序盤で一時、対ドルで0.5%高まで上昇したものの、終盤にかけて下げ、0.3%安となった。
英ポンドは対ドルで0.2%高の1.305ドル。それでも、対ドルでは数カ月ぶりの安値圏、対ユーロでは数年ぶりの安値付近にある。
イングランド銀行(中央銀行)は6日に政策決定会合を開く。市場は25ベーシスポイント(bp)の利下げ確率が約30%との見方を織り込んでいる。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは4%高の10万3995ドル。前日は9万9679ドルと、6月以来初めて10万ドルを下回っていた。
ドル/円 NY午後4時 154.11/154.12
始値 153.59
高値 154.35
安値 153.57
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1485/1.1487
始値 1.1488
高値 1.1493
安値 1.1469
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