富士フイルム、4─6月期の営業益21.1%増の752億円 通期据え置き

8月6日、富士フイルムホールディングスは、2025年4─6月期の連結業績(米国基準)について、営業利益が前年比21.1%増の752億円だったと発表した。パリで2023年11月撮影(2024年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[東京 6日 ロイター] - 富士フイルムホールディングスは6日、2025年4─6月期の連結業績(米国基準)について、営業利益が前年比21.1%増の752億円だったと発表した。26年3月期通期の業績予想は据え置いた。営業利益予想は前年比0.3%増の3310億円で、米国の関税政策による影響として60億円の減益要因を織り込んでいる。
IBESがまとめたアナリスト16人のコンセンサス予想では、通期の連結営業利益の平均値は3373億円。
四半期業績と通期見通しは以下の通り。
項目 四半期実績 前年比 通期予想(今回) 前年比 従来予想
期間 4─6月 - 25年4月─26月3月 - -
売上高 7494 +0.1 32800 +2.6 32800
営業利益 752 +21.1 3310 +0.3 3310
純利益 537 △11.5 2620 +0.4 2620
配当 - - 70.00(無) -
※単位:売上高・利益は億円、配当は円、前年比は%、△はマイナス、「有無」は配当の修正の有無