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文学
ニューズウィーク日本版『文学』に関する記事一覧
カズオ・イシグロが新作で描く、友達AIロボットの満ち足りた献身
<ノーベル文学賞後初の長編小説、6年ぶりの新作で人工知能の奇妙で美しい内面に切り込んだ> カズオ・...
塚本晋也が自主製作映画『野火』で描いた、戦争の極限状態と日本兵の人肉食
<原作は大岡昇平。ぼろぼろの軍服でレイテ島をさまよう敗残兵たちは、互いを「貪り食う」ため殺し合う──...
【追悼】元スパイ作家ル・カレに元CIA工作員から愛を込めて
<最高の情報工作員とは、不道徳で冷酷な職業に生きる一流のモラリストのこと> ジョン・ル・カレと私を...
『スーホの白い馬』は悲し過ぎる 日本の子供たちに勇気と冒険の物語を
<読む人の感情を揺さぶる素晴らしい文学作品には違いないが......> 実は私は『スーホの白い馬』...
ノーベル文学賞、米女性詩人ルイーズ・グリュック氏に
スウェーデン・アカデミーは8日、2020年のノーベル文学賞を、米国女性詩人のルイーズ・グリュック氏(...
【人生を変えた55冊】思い込みの人物像を覆すインタビューの醍醐味
<本誌特集「人生を変えた55冊」では作家デイヴィッド・ピースとラグビー監督エディー・ジョーンズに取材...
「別の国、人種、セクシャリティーの本で孤立の時代に共感を」デービッド・ピース
<『Xと云う患者 龍之介幻想』『TOKYO YEAR ZERO』などで知られ、日本との縁も深いイギリ...
太田光を変えた5冊──藤村、太宰からヴォネガットまで「笑い」の原点に哲学あり
<友達が1人もできなかった高校時代、いつもポケットに文庫本を入れていた。悶々とした日々から現在の笑い...
コロナの時代を映す日本人作家のディストピア小説
<今年の英ブッカー賞候補6作品に選ばれた小川洋子の『密やかな結晶』は、今の時代を予見するかのように日...
『悪童日記』訳者・堀茂樹と「翻訳」の世界をのぞく──外国語に接することは「寛容の学校」
「巻を措く能わず」という言葉がある。 あまりに面白くてページをめくる手がとまらない、最後まで一気読...