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イランの抗議デモ、「ナイキ」が象徴的な存在となった理由...世界で注目された「1枚の写真」とは

Iran Protest Image Sees Nike Go Viral Again After Maduro’s Tracksuit

2026年1月17日(土)13時40分
ジャック・ベレスフォード
イラン反政府デモでナイキが抵抗の象徴に

イラン反政府デモへの連帯を訴える人々の手にも「ライオンと太陽」の旗が(1月13日、ローマ) Francesco Fotia-Reuters

<イランの反政府デモで象徴的な存在となった「ナイキのスニーカー」。実はこのブランドは、ベネズエラの大統領拘束のニュースでも注目の的になっていた>

昨年末に始まった反政府デモが全国に拡大し、治安部隊との衝突で多数の死者も出ているイラン。緊迫した状況が続くなか、デモ現場で撮影された1枚の写真がきっかけで、スポーツブランドのナイキが「抵抗のシンボル」になっている。

■【写真】なぜ、ナイキが「イラン反政府デモのシンボル」になったのか...大きな話題になった「1枚の写真」

イラン国内では経済状況への不満が引き金となり、政治の抜本的な改革を求める全国的な抗議運動が続いている。反政府デモはすでに2週間以上に及んでおり、治安部隊による強硬な取り締まりで多数の逮捕者や死者が出ていると報じられる。

こうした抗議活動のさなか、ナイキのスニーカーを履いた若きデモ参加者の写真が話題を呼んでいる。デモ現場で撮影されたこの写真にはナイキのロゴが印象的な形で写り込んでおり、「Just Do It」というブランドのスローガンも相まって、イランにおける抵抗の象徴として機能しはじめている。

写真に写っているのは、イラン革命前まで使われていた国旗である「ライオンと太陽の旗」を掲げる参加者の姿だ。この旗はペルシャ時代からパフラヴィー朝の時代に使われてきた伝統的な紋章であり、今回のデモにおいては最高指導者ハメネイによる神権政治への拒絶を表し、世俗的な国家を求めるメッセージとして使われている。

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