最新記事
北朝鮮

ドローンの平壌飛来で暗殺の危険感じた? 金正恩が警護体制を強化、韓国と戦争準備の懸念も

North Korea Beefing Up Security Amid Kim Jong Un Assassination Fears: Seoul

2024年10月30日(水)18時15分
ジョーダン・キング

これに対して韓国の国防省は、「北朝鮮の一方的な主張は、検証の価値はなく、応答に値しない」とコメントした。

韓国軍の合同参謀本部(JCS)は10月の声明で、「いかなる形であれ、我が国の市民の安全が脅かされれば、我が国の軍は、厳格かつ徹底的に反撃する」と述べていた。

この事件は、ヨーロッパで第二次大戦以来最大の戦争となっているロシアのウクライナ侵攻に、北朝鮮が参戦するという懸念のなかで浮上した。ロシア側で戦う約1万人の北朝鮮兵はすでに配備されたと、アメリカ国防総省は28日に報告している。

そして北朝鮮の崔善姫外相は28日、モスクワ訪問に出発した。モスクワでハイレベルの会談を行い、追加派兵とその見返りについても交渉する可能性があるとみられている。この

北朝鮮が韓国との戦争を準備しているとの懸念さえある。

北朝鮮は10月に入り、韓国との軍事境界線に向かう道路や線路の一部を爆破した。その前に北朝鮮軍は、「戦争の恐れが迫っている」ことを理由に、2つの国を「完璧に分断する」と主張していた。

国際法上は、北朝鮮と韓国はいまだ戦争状態にある。朝鮮戦争の休戦協定は1953年に結ばれ、戦闘は収束したが、北朝鮮政府は2024年1月、何十年にもわたって掲げてきた「韓国との再統一」という目標を正式に放棄し、韓国を「第一の敵対国家」と位置づけた。

(翻訳:ガリレオ)

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:日銀ターミナルレート予想上振れ、原油高を

ワールド

米・イラン和平、実現なら支援=ドイツ国防相

ビジネス

日銀、需給ギャップ「15四半期連続プラス」 推計見

ワールド

中東紛争、新興国の成長率押し下げ ロシアに臨時収入
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終回に世界中から批判殺到【ネタバレ注意】
  • 2
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「日本産ミュージカルの夢」に賭ける理由【独占インタビュー】
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    「有事の金」が下がる逆説 イラン戦争で市場に何が…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    デンマーク王妃「帰郷」に沸騰...豪州訪問で浮かび上…
  • 7
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 8
    地上侵攻もありえる...イラン戦争が今後たどり得る「…
  • 9
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 10
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 6
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 9
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中