楽しいピクニックが一転、瞬く間にごちそうを平らげた「乱入者」とは....緊迫の瞬間を捉えた至近距離映像

(写真はイメージです) viktoria Potapova-Shutterstock
<危機に瀕した家族の対応も話題に>
子供の誕生日に公園でピクニックを楽しんでいた家族が思いもよらない危機に直面した。25日にメキシコで撮影された動画は多くのメディアに取り上げられ、世界的に話題となっている。
【動画】家族のピクニックに乱入し、ごちそうをむさぼるクマ...子供を庇う母親の対応にも注目
現場となったのは、ヌエボ・レオン州モンテレイ近郊のチピンケ自然公園。テーブルの上に食事を広げて一家だんらんの時を過ごしていたところ、突然1頭のクロクマが現れた。
お腹を空かせたクマはテーブルに乗ると、タコスやエンチラーダなどの料理を一心にむさぼる。そこからたった数十センチという至近距離で咀嚼音を聞きながら、男の子の頭を抱き寄せてじっとしている母親。反対側に座るもう1人の女性も息を殺してクマが去るのを待っている。
食事を平らげたクマはなおもテーブル上をかぎ回ったが、それ以上に餌がないと判断したのか林の方へと去って行った。
母親のシルビア・マシアスさんはAP通信のインタビューで「最悪なのはサンティアゴが怖がることでした」と語っている。15歳になる息子のサンティアゴ君はダウン症で、動物を極度に怖がるため、クマを見せないよう目を覆ったという。

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