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感染第2波

米ノースダコタ州、公共の場でのマスク着用義務化 全米35州目

2020年11月16日(月)08時54分

米ノースダコタ州は、公共の場でのマスク着用を義務化した。写真は10月、新型コロナ検査の準備をする医療関係者(2020年 ロイター/Bing Guan)

米ノースダコタ州は、公共の場でのマスク着用を義務化した。米国で新型コロナウイルスの感染が急拡大、医療現場が逼迫する中、マスク着用の義務化を導入した州はこれで35州となった。

ロイターの集計によると、ノースダコタ州を含む39州で今月、新型コロナの1日当たりの新規感染者が過去最多を更新。ノースダコタ州を含む18州で死者数が最多となり、同26州で新型コロナ感染症による入院患者数が過去最多を記録した。

ノースダコタ州のバーガム知事(共和党)は13日夜に声明を出し「状況は変わった。われわれも変わる必要がある」などと訴えた。

同州は、大半の屋内の公共空間と「対人距離を確保できない屋外の営業区域並びに公共の場」において、顔を覆うことを義務付けた。

バーガム知事はまた、レストランとバーについて、受け入れる客の数を収容可能人数の50%までに制限したほか、午後10時までの時短営業を命じた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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