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米ギリアド、コロナ治療薬レムデシビルの吸入型の治験開始 病院外での投与想定

2020年7月9日(木)11時58分

米製薬ギリアド・サイエンシズは8日、新型コロナウイルス感染症治療薬として使われている抗ウイルス薬「レムデシビル」の吸入薬に関する初期臨床試験(治験)を開始したと発表した。カリフォルニア州オーシャンサイドで4月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)

米製薬ギリアド・サイエンシズは8日、新型コロナウイルス感染症治療薬として使われている抗ウイルス薬「レムデシビル」の吸入薬に関する初期臨床試験(治験)を開始したと発表した。病院外での吸入器を用いた投与が容易になる可能性がある。

治験は入院を必要とするほど症状が進んでいない感染者が対象。プラセボ(偽薬)対照試験は18歳から45歳までの健康な米国人約60人が参加する。

[ロイター]


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