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中国武漢市、全市民1100万人対象の新型コロナ検査は約3分の1を完了

2020年5月15日(金)11時45分

新型コロナウイルスの発生源とされる中国湖北省武漢市は、1100万人の市民全員を対象としたウイルス検査について、約3分の1に当たる300万人超にすでに実施したことを明らかにした。写真は中国で14日撮影(2020年 ロイター/ALY SONG)

新型コロナウイルスの発生源とされる中国湖北省武漢市は15日、1100万人の市民全員を対象としたウイルス検査について、約3分の1に当たる300万人超にすでに実施したことを明らかにした。中国ではここ数日、同市などでクラスター(集団感染)が発生し、第2波への懸念が高まっている。

新華社の14日の報道によると、武漢市は無症状の感染者数を把握するため、全市民に核酸検査を実施する方針。同市ではこのところ毎日、複数の無症状感染者が確認されているという。

中国国家衛生健康委員会の発表によると、本土で14日に新たに確認された感染者は4人で、前日の3人から増加した。4人全員が市中感染だった。新たに確認された無症状感染者は11人で、前日の12人を下回った。

中国本土の感染者数は累計8万2933人となった。死者は4633人で変わっていない。

[上海/北京 ロイター]


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