親たちが支払った額は、1回の試験につき1万5000~7万5000ドルだという。ローフリンの場合、ボート競技が未経験の娘2人を南カリフォルニア大学ボート部の特待生として入学させるために支払った額は50万ドルに上る(2人のうち19歳の妹、オリビア・ジェイドはインスタグラムのフォロワー数が140万というインフルエンサーだ)。ハフマンは、1万5000ドルを前述の慈善団体への寄付金として支払い、試験監督に娘のSATの答えを書き換えさせていた。

検察側によれば、多くのケースで子供は親たちの不正行為に気付いていなかったという。実際、子供や大学は訴追されておらず、知らなかったとすれば子供や大学も金持ちの親バカたちにだまされた被害者ということになる。

とはいえ最大の被害者は、不正入学のせいで入学枠を逃した真面目な学生たちに違いない。

<本誌2019年03月26日号掲載>

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