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全米を震撼させた裏口入学スキャンダル、その驚きの手口

2019年3月22日(金)18時50分
スコット・マクドナルド

親たちが支払った額は、1回の試験につき1万5000~7万5000ドルだという。ローフリンの場合、ボート競技が未経験の娘2人を南カリフォルニア大学ボート部の特待生として入学させるために支払った額は50万ドルに上る(2人のうち19歳の妹、オリビア・ジェイドはインスタグラムのフォロワー数が140万というインフルエンサーだ)。ハフマンは、1万5000ドルを前述の慈善団体への寄付金として支払い、試験監督に娘のSATの答えを書き換えさせていた。

検察側によれば、多くのケースで子供は親たちの不正行為に気付いていなかったという。実際、子供や大学は訴追されておらず、知らなかったとすれば子供や大学も金持ちの親バカたちにだまされた被害者ということになる。

とはいえ最大の被害者は、不正入学のせいで入学枠を逃した真面目な学生たちに違いない。

<本誌2019年03月26日号掲載>

※3月26日号(3月19日発売)は「5Gの世界」特集。情報量1000倍、速度は100倍――。新移動通信システム5Gがもたらす「第4次産業革命」の衝撃。経済・暮らし・医療・交通はこう変わる! ネット利用が快適になるどころではない5Gの潜在力と、それにより激変する世界の未来像を、山田敏弘氏(国際ジャーナリスト、MIT元安全保障フェロー)が描き出す。他に、米中5G戦争の行く末、ファーウェイ追放で得をする企業、産業界の課題・現状など。

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