最新記事

金正男暗殺

金正男暗殺事件の毒薬はVXガス マレーシア警察が発表

2017年2月24日(金)10時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

事件発生直後の金正男の写真を掲載した新聞を伝える韓国YTN REUTERS/Athit Perawongmetha

<金正男暗殺事件を捜査しているマレーシア警察当局は24日、金正男の殺害に使われたのは、日本のオウム真理教による殺人事件でも使用された神経ガスVXだったと発表した>

ロイターなどが報じるところによるとマレーシア警察当局は、金正男の遺体を検視しているマレーシア保健省の化学局が解剖サンプルの分析から、VXガスが遺体の顔から検出されたという暫定結論の報告書を提出したことを明らかにした。

金正男の遺体は、15日にマレーシアの病院で解剖が行われたが、遺体の目の粘膜や顔の解剖サンプルからVXガスが検出されたという。

VXガスは、かつてオウム真理教が殺人事件に使用した猛毒の神経剤。呼吸器からの吸入だけでなく、皮膚から吸収されることでも死に至るため、オウム真理教が地下鉄サリン事件で使用したサリンよりも毒性が強いとされる。

マレーシア警察は、VXガスが化学兵器条約(CWC)に基づいて化学兵器に分類された物質であると説明。今回の遺体からの検出にあたってはマレーシア化学局の化学兵器センターが担当したことも明らかにした。


newsweek_1440914679252168_3681773251872814783_n.jpg

マレーシア警察当局によるプレスリリース

ニュース速報

ビジネス

焦点:インド自動車市場、コロナで色あせた外国勢の成

ビジネス

午後3時のドルは110円後半、米コアPCEデフレー

ビジネス

アングル:気候変動の影響開示、日本の損保が先行 不

ビジネス

東芝総会、永山議長の再任否決 海外株主が反対票

MAGAZINE

特集:ファクトチェック 韓国ナゾ判決

2021年6月29日号(6/22発売)

慰安婦と徴用工の裁判で正反対の判決が── 「大人」になった韓国世論と政治が司法を変えたのか?

人気ランキング

  • 1

    閲覧ご注意:ヘビを捕食するクモが世界中で確認されている

  • 2

    洪水でクモ大量出現、世界で最も危険な殺人グモも:シドニー

  • 3

    目先の利権を優先してきたインフラはもう限界...日本人が知らない大問題

  • 4

    イスラエルが航空機搭載のレーザー兵器でブレイクス…

  • 5

    あなたがダイエットに失敗するのは内臓脂肪を燃やす…

  • 6

    閲覧ご注意:ネズミの波がオーストラリアの農地や町…

  • 7

    中国高官がアメリカに亡命の噂、ウイルス起源の証拠…

  • 8

    インド、新たな変異株「デルタプラス」確認 感染力さ…

  • 9

    「ワイン離れに歯止めがかからない」 フランス人が代…

  • 10

    ファストフード店の近くに住んでも大丈夫...米研究、…

  • 1

    最愛の人の「生前の姿」をGoogleストリートビューで発見した人たち...その感動と特別さ

  • 2

    あなたがダイエットに失敗するのは内臓脂肪を燃やす栄養素を制限しているから

  • 3

    オーストラリア、一面クモの巣で覆われる

  • 4

    閲覧ご注意:ヘビを捕食するクモが世界中で確認され…

  • 5

    「ワイン離れに歯止めがかからない」 フランス人が代…

  • 6

    BTSだけじゃない! 中国を怒らせた「出禁」セレブたち

  • 7

    やっぱり危ない化粧品──米研究で半分以上に発がん性…

  • 8

    閲覧ご注意:ネズミの波がオーストラリアの農地や町…

  • 9

    洪水でクモ大量出現、世界で最も危険な殺人グモも:…

  • 10

    「残業時間別」で見た日々の暮らしと仕事のリアル 10…

  • 1

    4000回の腕立て伏せを毎日、1年間続けた男...何を目指し、どうなったのか

  • 2

    脳が騙される! 白黒の映像が、目の錯覚でフルカラーに見える不思議な体験

  • 3

    国際交流で日本にきた中国人200人に「裏切り者」のレッテル

  • 4

    最愛の人の「生前の姿」をGoogleストリートビューで…

  • 5

    デーブ・スペクター「日本は不思議なことに、オウン…

  • 6

    閲覧ご注意:ネズミの波がオーストラリアの農地や町…

  • 7

    あなたがダイエットに失敗するのは内臓脂肪を燃やす…

  • 8

    オーストラリア、一面クモの巣で覆われる

  • 9

    東京オリンピックの前向きな中止を考えよ

  • 10

    武漢研究所は長年、危険なコロナウイルスの機能獲得…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

STORIES ARCHIVE

  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月