最新記事

南シナ海

中国、南シナ海の人工島すべてにミサイルなどの防衛施設設置か

2016年12月15日(木)19時10分

12月14日、米シンクタンクは、中国が南シナ海の人工島に防衛施設を設置した可能性を指摘した。写真はスプラトリー(中国名・南沙)諸島で2月撮影(2016年 ロイター)

 米シンクタンクのアジア海事透明性イニシアチブ(AMTI)は14日、中国が南シナ海に造成した人工島7島すべてにミサイル迎撃システムを含む防衛施設を設置した可能性があることが最新の衛星写真で判明したと明らかにした。

 AMTIは6─7月からスプラトリー(中国名・南沙)諸島のファイアリークロス(永暑)礁、ミスチーフ礁(美済礁)、スビ(渚碧)礁で建設されていた六角形の構造物の様子を観察。

 スプラトリー諸島の他の4カ所の場所で類似の構造物がすでに建設されており、AMITは11月に撮影された新たな衛星写真から、新たに建設された構造物はこれを補強するものである可能性があるとしている。

 また、ファイアリークロス(永暑)礁の様子をとらえた写真にはレーダー施設のように見える構造物も写っているとしている。

 トランプ次期米大統領は中国の南シナ海での行動を批判しており、オバマ政権よりも厳しい態度で臨む可能性がある。

[ワシントン 14日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米労働生産性、第3四半期は 4.9%上昇 2年ぶり

ワールド

米の気候条約離脱は「自殺行為」、米経済に影響も 国

ワールド

ゼレンスキー氏、安保文書「準備整う」 トランプ氏と

ビジネス

フィッチ、25年の米成長推定値引き上げ 26年はイ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 8
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 9
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 10
    大阪・関西万博で起きた「1200万回」の行動変容...使…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 10
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中