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殺人ゲーム

絶対に手を出さないで――死に追い込むゲーム『モモ自殺チャレンジ』が無料サイトに登場し不安広まる

2018年08月24日(金)17時35分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

「MOMO」をコンタクト先に追加しないように filadendron-iStock

<130人がプレイ後に自殺したとされるロシア発の『ブルーホエール』に続き、『モモ自殺チャレンジ』に注意が必要>

10代の子供に人気の無料オンラインゲームサイト「マインクラフト(Minecraft)」に現れた『モモ自殺チャレンジ(Momo suicide challenge)』という名のゲーム。(ニューヨーク・ポスト)鳥のような体と人間の女性が掛け合わされたような気味の悪いアイコンに思わずぎょっとする。

FOXニュースによると、この『モモ自殺チャレンジ』はModder(ゲーム製作者)によってマインクラフト上に追加された。このゲームはロシア全土で少なくとも130人の死亡者につながったロシア製の自殺教唆ゲーム『ブルーホエール(青い鯨)』に追随する恐れがあるとして、懸念が高まっている。

『ブルーホエール』は、自傷したり、ホラー映画を観るといった、タスクを課され、要求は徐々にエスカレート。そして、50日目には自殺を勧める卑劣で忌まわしいゲームだ。『ブルーホエール』を開発したフィリップ・ブデイキンはロシアで「自殺グループ」を運営していた。2017年7月、若者に対する自殺教唆の罪で有罪判決を受け、3年間の拘禁刑に服している。

「自殺チャレンジ」ゲームは広がる恐れ

『モモ自殺チャレンジ』はチャットアプリ「ワッツアップ」を介して、管理人から犠牲者に暴力的な画像が送られてくることからスタートする。指示に従わないとプレイヤーは「夜にあなたのところに行く」や「呪いをかけてやる」などと脅されるという。ちなみに、表示されている不気味なアイコンのモデルは日本のLINK FACTORYの相蘇敬介氏の作品とされるが、『モモ自殺チャレンジ』のアカウントとの関係は一切ない模様。

親たちからは、動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に『モモ自殺チャレンジ』の宣伝広告が登場しているとの声も上がっている。ニュースサイト「WTOL NEWS 11」に掲載された記事で、オハイオ州在住のデイブ・カーターは、7歳の息子がユーチューブで他のゲームのコンテンツを見ていた時に『モモ自殺チャレンジ』の広告が映し出された瞬間を「恐ろしい」と振り返る。

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