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『キャッツ』実写版の不気味でエロいネコたち「なぜ出演者はOKした?」

2019年8月7日(水)19時05分
ニューズウィーク日本版編集部

©2019 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

今年12月に全米公開予定のミュージカル『キャッツ』の実写版映画は、テイラー・スウィフトも出演するとあって大いに注目を集めていた。だが7月、その予告編が公開されると、人々は恐怖に凍り付いた。

CG技術を駆使してネコと人間を融合させた顔は、リアルでも幻想的でもなく不気味そのもの。キャットスーツに身を包んだ体も、胸からお尻までラインが実に生々しく、出演者たちがしなやかに歌い、踊る様子は目のやり場に困るほどだ。

ネット上では「最先端映像技術はいいけど、求めていたのはこれじゃない」「飼い猫がこんな姿だったらどう思う」「なぜ出演者はOKした?」などの声があふれている。人気ミュージカルの期待の実写化だったのに、すっかり際物映画扱いになってしまった。

<2019年8月13&20日号掲載>

【参考記事】テイラー・スウィフト、またの名を「労働者の守護神」という!?
【参考記事】「逆にいやらしい」忖度しすぎなインドネシアの放送規制

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※8月13&20日号(8月6日発売)は、「パックンのお笑い国際情勢入門」特集。お笑い芸人の政治的発言が問題視される日本。なぜダメなのか、不健全じゃないのか。ハーバード大卒のお笑い芸人、パックンがお笑い文化をマジメに研究! 日本人が知らなかった政治の見方をお届けします。目からウロコ、鼻からミルクの「危険人物図鑑」や、在日外国人4人による「世界のお笑い研究」座談会も。どうぞお楽しみください。

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