[ワシントン 11日 ロイター] - 米情報機関は今年に入り、ロシアによるドイツ防衛大手ラインメタルのアーミン・パッペルガー最高経営責任者(CEO)暗殺計画を確認していたと発表した。CNNが11日、米国と西側諸国の匿名の当局者5人の話として報じた。

同社は世界最大手の防衛関連製品会社の一つで、ウクライナ向けに砲弾や軍用車両を製造。2022年のロシアによるウクライナ侵攻後には生産を増強していた。

CNNによると、ラインメタルのCEO殺害計画は、ウクライナを支援する欧州の防衛産業幹部を暗殺するというロシア政府による一連の計画の一つだった。

米政府がドイツ政府に計画を伝え、ドイツの治安当局が同CEOを保護できたという。

ドイツのショルツ首相はワシントンで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議での記者会見で、この報道へのコメントを差し控えた。

同会議に出席していたドイツのベーアボック外相は、ロシアはサイバー攻撃やインフラ破壊工作を含むハイブリッドな侵略戦争を展開していると述べた。

ドイツ内務省の報道官はCNNの報道には直接コメントせず、政府はロシアの脅威を非常に深刻に受け止め、警戒していると述べた。

ラインメタルは声明で、治安当局と定期的に協議し「必要な措置を常に講じている」と述べた。

在ワシントンのロシア大使館とロシア政府からのコメントは得られていない。

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