ニュース速報
ワールド

南アのアムプラッツが大幅人員削減、白金族軟調で利益落ち込み

2024年02月20日(火)13時48分

世界的なプラチナ生産大手で南アフリカのアングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)は19日、2023年通期利益が前年比71%減と落ち込んだことを受け、南ア鉱山の従業員を数千人規模で削減する計画を明らかにした。写真はアムプラッツの鉱山。南アフリカで16年6月撮影。(2024年 ロイター/Siphiwe Sibeko/File Photo)

[19日 ロイター] - 世界的なプラチナ生産大手で南アフリカのアングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)は19日、2023年通期利益が前年比71%減と落ち込んだことを受け、南ア鉱山の従業員を数千人規模で削減する計画を明らかにした。

同社は白金族(PGM)の値下がり後、コスト抑制に取り組んでおり、発表によると、約3700人の雇用に影響が及ぶ可能性がある。

クレイグ・ミラー最高経営責任者(CEO)は「これは最後の手段だ。リストラ計画が従業員や地域社会に及ぼしかねない影響を十分に認識している」と述べた。

南アの全国鉱山労働組合(NUM)の広報担当者はロイターに対し、同社が赤字鉱山事業を売却すれば失業は回避可能だとの考えを示した上で、「これほどの大規模解雇は許すわけにはいかないため、アムプラッツと交渉して回避できるかどうかを検討するつもりだ」と語った。

アムプラッツは今年、コスト削減と計画中の拡張プロジェクトの延期によって合計100億ランドの節減を目指している。

2023年通期利益は前年の488億ランドから140億ランド(7億4200万ドル)に落ち込んだ。同社は配当を81%減額し1株当たり21.30ランドとした。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

メキシコ「エルメンチョ」死亡で報復相次ぐ、治安当局

ビジネス

米ペイパルに買収観測、複数の買い手が接触との報道 

ワールド

ウクライナ、東欧向け石油施設攻撃 ハンガリーはEU

ワールド

トランプ氏の機密文書持ち出し事件、米地裁が報告書公
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに
  • 4
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 5
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 6
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 8
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中