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日米韓、ミサイル防衛訓練 北朝鮮の金総書記は海軍強化呼びかけ
8月29日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、米国が朝鮮半島近海を「核戦争の恐れがある最も不安定な海域」に変えたと非難し、海軍の強化を呼びかけた。同日、朝鮮中央通信(KCNA)が提供した写真(2023年 ロイター)
[ソウル 29日 ロイター] - 韓国軍によると、日米韓は29日、韓国・済州島沖の公海上でミサイル防衛訓練を実施した。
北朝鮮の挑発行為があった場合に目標を検知・追跡し、情報を共有する能力を高めることが狙い。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、米国が朝鮮半島近海を「核戦争の恐れがある最も不安定な海域」に変えたと非難し、海軍の強化を呼びかけた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が29日に伝えた。
金氏は海軍の記念日「海軍節」の演説で、日米韓の「ギャングのボス」が合同軍事演習の定例化を発表したと述べた。米メリーランド州の山荘「キャンプデービッド」で18日に行われた日米韓首脳会談に言及したとみられる。
3カ国首脳は中国の影響力拡大や北朝鮮の核の脅威を受け、防衛・経済関係の深化で合意した。
金氏は、海軍が戦争準備態勢を維持することが必要だとし、兵器と装備の近代化を呼びかけた。
海軍は戦略的任務を遂行する国家核抑止力の構成部分になると強調した。





