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北朝鮮にロシア国防相が到着、コロナ後初の外国代表団受け入れ
7月25日 北朝鮮国営朝鮮中央通信(KCNA)は25日、ショイグ国防相(写真)を団長とするロシア代表団が今週、朝鮮戦争休戦70周年に合わせて北朝鮮を訪問すると報じた。4月28日、インド・ニューデリーで撮影(2023年 ロイター/Adnan Abidi)
[ソウル/モスクワ 25日 ロイター] - ロシア国防省は25日夜、ショイグ国防相率いるロシア代表団が北朝鮮に到着したと発表した。中国代表団も含め、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来、外国代表団の訪朝が明らかになるのは初めて。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、中ロ代表団は朝鮮戦争休戦70周年に当たる27日に平壌で開く「戦勝節」記念式典に出席する。
これに先立ち、中国共産党で党外交を担う対外連絡部も、李鴻忠政治局員率いる代表団が26日から北朝鮮を訪問すると発表した。
北朝鮮は感染拡大を受けて2020年に境界を封鎖したが、国営メディアは今回の訪問が政策の変更を意味するのかには触れていない。
記念行事では首都平壌で大規模な軍事パレードが行われる見通し。
ロシア国防省は「今回の訪問はロシアと北朝鮮の軍事関係の強化に貢献し、両国間の協力関係の発展における重要な段階になる」とした。
米国は、ウクライナに侵攻しているロシアに北朝鮮が軍事物資を提供している疑いがあると非難。米国との関係が冷え切っている両国は共に疑いを否定している。
米国務省のパテル副報道官はこの日、ロシアと中国は「北朝鮮に対する影響力を行使して、威嚇的で非合法な行動を控えるよう促せる立場にある。両国はまた、北朝鮮に交渉の席に着くよう促す潜在的な役割も担っている」と述べた。





