ニュース速報

ワールド

カナダと台湾、投資促進協定への交渉開始で合意

2023年02月08日(水)02時51分

カナダのメアリー・エング国際貿易相は7日、台湾の鄧振中・行政院政務委員と会談し、双方で投資促進の協定締結に向けた正式交渉を始めることで合意した。2022年8月撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

[7日 ロイター] - カナダのメアリー・エング国際貿易相は7日、台湾の鄧振中・行政院政務委員と会談し、双方で投資促進の協定締結に向けた正式交渉を始めることで合意した。この交渉は台湾を自国の領土だと主張し、カナダと険悪な関係にある中国の反発を招きそうだ。台湾は中国による領有権主張を強く拒否している。

カナダ国際貿易省が出した声明によると、エング氏と鄧氏は貿易の強化と「カナダと台湾のあらゆる規模や分野の企業にとって投資の可能性を広げることの価値」について話し合った。

国際貿易省が「外国投資促進・保護協定」と呼ぶ協定に向けた交渉は、急成長するインド太平洋地域でカナダが貿易を拡大し、影響力を高める計画の一部となる。

台湾外交部(外務省)は声明で「前向きな進展」だとし、台湾政府は可能な限り早期の交渉完了に向け取り組むとした。

カナダ政府は昨年11月に新たなインド太平洋戦略を公表した。軍事力強化やサイバーセキュリティー対策に23億カナダドルを投資し、「秩序破壊的」と見なす中国への対応を打ち出した。

エング氏は「『外国投資促進・保護協定』に向けた台湾との正式な交渉を始めることで、新たな投資機会を確かなものとし、持続可能な成長を支え、新しい協力関係を築き、良質で賃金が良い雇用を確保するために取り組んでいる」とのコメントを出した。

カナダと台湾の間の貿易総額は2021年に102億カナダドルとなり、前年の74億カナダドルから伸びた。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

コロンビア政府への軍事作戦は良い考え=トランプ氏

ワールド

スターマー英首相、短期政権交代は「国益に反する」と

ワールド

ミャンマー総選挙、第1回は国軍系USDPがリード 

ワールド

ウクライナ、年初から連日モスクワ攻撃とロ国防省 首
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...強さを解放する鍵は「緊張」にあった
  • 2
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    2026年の節目に問う 「めぐみの母がうらやましい」── …
  • 5
    ベネズエラ攻撃、独裁者拘束、同国を「運営」表明...…
  • 6
    野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケッ…
  • 7
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 8
    「対テロ」を掲げて「政権転覆」へ?――トランプ介入…
  • 9
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 10
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 9
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 10
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中